見知らぬ者の墓

マーガレット・ミラー/著 榊優子/訳 創元推理文庫

自分の墓を見た、という夢を見たのが

家庭崩壊の原因になるのは良いのか、悪いのか……。

腹に一物あって、ある意味自分の感情に正直な人ばかり出てくる。

マーガレット・ミラーの夫のロス・マクドナルド

家庭の悲劇が背景にある話を書いているが、

それと同じような感じのようで、そうでない感じ。

偶然が偶然を導く流れで、謎解きのつもりで読むべきではないだろう。

ジャンル的にはサスペンス系らしいし。