2005-01-22 日本三文オペラ 読書の記録_国内作家た行 武田麟太郎 講談社文芸文庫 『暴力』『反逆の呂律』『日本三文オペラ』 『市井事』『一の酉』『井原西鶴』 『横光利一』『川端康成小論』『西鶴町人物雑感』 『好色の戒め』『京都学校』『ああ、俗悪なる―』 『日本三文オペラ』がやはり一番面白い。 『川端康成小論』やっているから長く生きたのかと思いきや、 1947年死亡だったのが以外。 それなので、プロレタリア小説の『暴力』等の 伏せ字がそのままなのが残念。 編集側で伏せ字になっているところは復活しているのだが、 伏せ字にするほど? な言葉が伏せ字になっているに 当時の言語統制状況がわかる。