2005-02-20 家守綺譚 読書の記録_国内作家な行 梨木香歩 新潮社 梨木香歩のお話は、少女とおばあさんの組み合わせ、 というのが大半なので、本作は青年が主人公なので新鮮だった。 明治か大正時代の関西(京都?)が舞台らしくて、 季節が移って行くなかでの自然描写が、相変わらず上手である。 出てくる人たちが、怪異な出来事にたいして あたかも日常の出来事のように接しているところが面白い。