アンナ・カレーニナ

(上)(下)

トルストイ/著 木村浩/訳 新潮文庫

未読の名作を読んでみようシリーズ?

率直な愛で、家庭を捨てて(でも離婚せずに)

愛人と暮らすアンナの生涯。

アンナとヴロンスキーというカップルと対比させて、

純愛夫婦なリョービンとキチイが出て来て、

中盤以降は、各カップルの環境が交差して話が進んでいる。

しかし、アンナの最終決断の行為は、近代的であった。

でも、アンナは凄く作者が思い入れあるキャラなんだろうと

思うし、美人で誠実な設定という割には

最後の最後まで人に迷惑かけすぎだぞ。