2005-07-05 アンナ・カレーニナ 読書の記録_国外作家た行 (上)(下) トルストイ/著 木村浩/訳 新潮文庫 未読の名作を読んでみようシリーズ? 率直な愛で、家庭を捨てて(でも離婚せずに) 愛人と暮らすアンナの生涯。 アンナとヴロンスキーというカップルと対比させて、 純愛夫婦なリョービンとキチイが出て来て、 中盤以降は、各カップルの環境が交差して話が進んでいる。 しかし、アンナの最終決断の行為は、近代的であった。 でも、アンナは凄く作者が思い入れあるキャラなんだろうと 思うし、美人で誠実な設定という割には 最後の最後まで人に迷惑かけすぎだぞ。