2005-09-29 月と六ペンス 読書の記録_国外作家ま行 モーム/著 行方昭夫/訳 岩波文庫 あらすじさえ知らないけれど、タイトルが有名な名作(私にとって)。 作者前書きで、ゴーギャンの生涯が元になっていると書いてあるが、 詳細設定は異なるらしい。 ゴーギャンについては、彼の子孫がその後どうしているか、 という話を読んだ記憶があるけれど、ゴーギャン自身の生涯はよく知らない。 小説では、証券会社勤務時代の影の薄さから 画家になってからの荒々しさの落差と、 死の画面の描写が力強い。