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アレクサンドル・デュマ/著 竹村猛/訳 角川文庫
名作だな!
ご存知ダルタニャン+三銃士の冒険物語。
日本だとタイトルになっている三銃士の印象が強いのだけど、
実際には一番若いダルタニャンが、賢くというか要領よいです。
あと、覚え書きとして、三銃士の名前
<アトス、ポルトス、アラミス>は全て偽名です。
アトスの本名は後半で出てくるよ。
でも、実は子供向けはかなりカットか
別シチュエーションに直しているっぽい。
特に下巻からの悪女ミラディーに関わる内容あたり。
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全ての悪事がミラディーがらみなので、
彼女を処刑(というか私刑)をしてめでたしめでたし。
……そんなラストだったけ?
リシュリューとも仲直りしてしまうし。
ダルタニャンが要領よい、というのは
恋愛さえも道具にしてしまうしたたかさも含みます。