2006-04-30 奔馬 豊饒の海(二) 読書の記録_国内作家ま行 三島由紀夫 新潮文庫 『豊饒の海』2作目。 1作目で学生だった本多も38歳になっていて、 やはり今回も事件の傍観者をつとめている。 松枝清顕の生まれ変わりの飯沼勲 (1作目の松枝家の書生、飯沼の息子)が主人公。 飯沼勲がテロリストとしての行為は、 周囲の大人達の手の内にあった? な感じな 思想の挫折みたいな感じである。 この話に出てくる少年達はやはり三島の趣味?