悪魔の手毬唄

横溝正史 角川文庫

先週、これの映画版がCSで放送されていた。

結末だけでわけわからんだったので、原作を読んでみた。

なんか、犯人は可哀想度というか同情度が

映画版より低かった。あと、登場人物の魅力はあまりない、

というか村社会のおどろおどろしい因習の方が印象的。

ところで、映画版の手毬唄がどんなんだったかと

思い出そうとすると、これがまっ先に。

「10人の娘が旅してた~♪」……『怪奇大作戦』かよ!

手毬唄でもないし。しかも、この唄が出る話斜め観なのに。