神々の国の首都

小泉八雲/著  平川 祐弘/訳 講談社学術文庫

タイトルおよび内容は、小泉八雲(以下ハーン)が教師として赴任していた

島根県松江市(出雲地方)を指す。

ここで書かれている内容は、懐かしい雰囲気の世界なのだが、

やはり現在とは違うなと思う。

当時の日本人とハーンの中間の位置で物事を見る感じ。

ハーンがこの土地を去る前に、

中学校で送別会を開いてくれるちょっといい話の

直後に、松江でコレラ騒ぎが起こるという実話は少し後味悪し。

分類は迷うが、帰化してるので国内作家扱いにしてみた。