2006-12-02 陰翳礼讃 東京をおもう 読書の記録_国内作家た行 谷崎潤一郎 中公クラシックス 『陰翳礼賛』は共感するところもあるが、 全面的には納得できない感じ。一気に読もうとしたためか。 『東京をおもう』は関東大震災後の乱雑に復活していく東京の 姿を関西と比較している内容。 江戸っ子が消えて行く論については、 やはり関東大震災後に書かれた夢野久作の思い出す。