少年王者 全10巻

山川惣治 角川文庫

今年は戦後の絵物語作家で有名な、

山川惣治生誕100年ということで、

4/3から6/29まで弥生美術館にて展覧会があるため

事前予習という事で読了。

文男は猛獣に食べられてしまえば良かった、というそんな話。

……ではなく、いろんな事情でアフリカ密林の中で

ゴリラに育てられた真吾が、苦難を乗り越えて

少年王者として成長する話。

アメンホテップやウーラなど、謎の人物も出て来るが

正体はちょっと考えればすぐわかる。

わかってるだけに、アメンホテップ初登場の箇所が

おかしすぎる。アメンホテップさん何やってんの!

すい子もうざったい感じはするが、彼女がいないと

真吾の活躍が際立たないので必要か。

一応、話は9巻でまとまっていて

10巻はおまけ話。ザンバロはどうなったんだい?