ページをめくれば

ゼナ・ヘンダースン/著 安野玲山田順子/訳 河出書房新社

<収録作品>

『忘れられないこと』『光るもの』『いちばん近い学校』

『しーッ!』『先生、知っている?』『小委員会』

『信じる子』『おいで、ワゴン!』『グランダー』

『ページをめくれば』『鏡にて見るごとく-おぼろげに』

ほとんどの作品が、大人からの視点からの

子供の行動が書かれています。

ハッピーエンド、アンハッピーエンド含めて。

作者が小学校教師で、

どれもが現役時代に書かれているものというのが理解できる。

それにしても、

奇想コレクションシリーズ表紙イラストの

松尾たい子のイラストは

タイトルになっている作品を反映した内容が

的確だなあと感心します。