宝石泥棒

山田正紀 ハヤカワ文庫JA

主人公ジローは人類に宝石<月>を取り戻すべく

旅へ出るのですが、次々と試練が降り掛かってくる……。

とまあ冒険小説風な話の展開です。

旅する先はインドシナ風、中華風、イスラム風と

情緒あふれかつオリジナル要素もぶち込まれていて

よく作られてるなあと感心した。

しかし第三章で一転、実はここで書かれていた世界が

未来の地球だった! ということであらすじ全く読まなかったので

びっくりだったよ。異世界ファンタジーで読んでたら

おもいっきりSFだったと。

なんか続編もあるらしいですよ。