続獄窓記

山本譲司 ポプラ社

『獄窓記』の続編。

黒羽刑務所を出所から始まり、

『獄窓記』の執筆、出版を経て

福祉および刑務所改革への仕事に携わることになるまで。

出所直後、前科者になったという劣等感から

引きこもり生活に入ったことや

『獄窓記』を書く事で人生がまた転機を迎える経緯の

著者の正直な気持ちが書かれていている所が良かった。

著者が出会う人が『獄窓記』と異なりいい人ばかりなのは

気になるけどな……。