2008-12-27 レベッカ (上)(下) 読書の記録_国外作家た行 デュ・モーリア/著 茅野美ど里/訳 新潮文庫 再読本である(といっても10年くらいぶり?)だけど、 一旦読むと続きが気になって仕方ないくらい、 相変わらずとても面白かったなあ。 「わたし」にとってすでに亡くなっている存在なのに、 マンダレーで常に脅威を感じざるえない 前妻のレベッカの存在が不気味。 ヒッチコックの映画版だとなぜか魅惑的な感じを 与える描かれ方をされているっぽいけど 原作である本書でのレベッカはそんな感じはない。 下巻からの怒濤の展開はもう半端じゃなかった。 しかも、ラストの止め方も……。