2009-07-25 寒い国から帰ってきたスパイ 読書の記録_国外作家ら・わ行 ジョン・ル・カレ/著 宇野利泰/訳 ハヤカワ文庫NV 今さながら初読了。 冷戦時代(1960年代)の東ドイツとイギリスとの 諜報部の闘いを描く。 ベルリンの壁崩壊当時のことは憶えてるとはいえ、 現代からだとソ連だとか、ベルリンの壁だとか もう歴史上のお話であり、それに関するスパイ物語が 一種のファンタジイのように読めてしまった。 ファンタジイとはいっても、非情すぎな世界で 後味悪い話なのではあるけど。