ジョゼと虎と魚たち

田辺聖子/著 角川文庫

<収録作品>

『お茶が熱くてのめません』『うすうす知っていた』『恋の棺』

『それだけのこと』『荷造りはもうすませて』『いけどられて』

ジョゼと虎と魚たち』『男たちはマフィンが嫌い』『雪の降るまで』

田辺聖子の本久々に読了。

本書に収録されている作品は現在でも

違和感なく読めるものが多かった。

全編会話文は関西弁で、ちょっとした

家庭料理が美味しそうなしみじみとした恋愛小説集であった。

表題作のは数年前同タイトルの映画の原作。

なんで映画のジョゼは乳母車に乗っているの?

(原作は普通に車椅子なのに)