ディーン・クーンツ/著 中原裕子/訳 ハヤカワ文庫NV
シリーズものだそうな。
オッド・トーマスは霊能力がある二十歳のコック。
でも、能力のことはわずかな人にしか教えていない。
悪霊も見えることで、犯罪を発見したり未然に防いだりできる。
本作での事件について、とてもアメリカ的であった。
オッド・トーマスは霊を見ることはできても
霊と話すことができないというハンデはあり。
『死と彼女とぼく』のような良作を先に知っているからか
新鮮味がそれほどなかった。クーンツなので構成は上手いが。