オッド・トーマスの霊感

オッド・トーマスの霊感 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-7)

ディーン・クーンツ/著 中原裕子/訳 ハヤカワ文庫NV

シリーズものだそうな。

オッド・トーマスは霊能力がある二十歳のコック。

でも、能力のことはわずかな人にしか教えていない。

悪霊も見えることで、犯罪を発見したり未然に防いだりできる。

本作での事件について、とてもアメリカ的であった。

オッド・トーマスは霊を見ることはできても

霊と話すことができないというハンデはあり。

『死と彼女とぼく』のような良作を先に知っているからか

新鮮味がそれほどなかった。クーンツなので構成は上手いが。