アマンダ・エア・ウォード/著 務台夏子/訳 新潮文庫
フィクションだけど、ノンフィクションぽい物語。
連続殺人犯で死刑囚のカレン、
後カレンの主治医になるフラニー、
カレンに夫を殺害されたシーリア。
何かしら喪失した心を持つ三人がカレンを中心に描写される。
凄く重いけど、ラストは少し救いなのか?
カレンは黒人女性だが、経歴的に
アイリーン・ウォーノスをモデルにしているのかと思う。
他の女性死刑囚たちもモデルがいるのかも。
それにしても、死刑時に着るためのドレスをつくったり
ネイルができたり、共同部屋があったりと
州によって違うかもしれなおが、この本で出て来る刑務所は少しばかり自由。