夜の記憶

夜の記憶 (文春文庫)

トマス・H・クック/著 村松潔/訳 文春文庫

ミステリ作家ポール・グレーヴス。

リヴァーウッドで50年前に起こった

少女殺害事件の謎解きを依頼され調査を行う。

調査が進むにつれて、ポールが少年時に起こった

姉惨殺事件の記憶と、彼の小説中登場人物の妄想が現実へ蝕んで行く。

リヴァーウッドの真実が明かされる事で

美しいものがおぞましいものへ転換する様が見事。