2010-07-16 心の砕ける音 読書の記録_国外作家か行 トマス・H・クック/著 村松潔/訳 文春文庫 1930年代のメイン州。 性格が異なるが仲のいい兄弟の前に謎めいた女が姿を現す。 それから後、女が消え弟の死体が残った。 兄は女を探し弟の死の真相をつかもうとするが。 クックの過去作品を読めば、構造は似たり寄ったりなのは わかるのだけど、やはり心の複雑さの表現が上手いので つい次作品も読みたくなるのであった。