心の砕ける音

心の砕ける音 (文春文庫)

トマス・H・クック/著 村松潔/訳 文春文庫

1930年代のメイン州

性格が異なるが仲のいい兄弟の前に謎めいた女が姿を現す。

それから後、女が消え弟の死体が残った。

兄は女を探し弟の死の真相をつかもうとするが。

クックの過去作品を読めば、構造は似たり寄ったりなのは

わかるのだけど、やはり心の複雑さの表現が上手いので

つい次作品も読みたくなるのであった。