2012-09-04 犬の心臓 読書の記録_国外作家は行 ミハイル・A・ブルガーコフ/著 水野忠夫/訳 河出書房新社 旧ソ連では黙殺されていた作家の奇妙な物語。 死人の脳下垂体を移植された犬が人間化するという、凄く気味が悪い展開が ソ連設立直後のモスクワの人たちの生活と絡めて書いてある。 まだこの頃はブルジョワな人が結構堂々と生活しているんだな。 ラストにもう一段どんでん返しあり。