私たちが子どもだったころ、世界は戦争だった

私たちが子どもだったころ、世界は戦争だった

サラ・ウォリス、スヴェトラーナ・パーマー著

亀山郁夫田口俊樹;関口時正、河野万里子、赤根洋子/訳

文藝春秋

これはいい企画本。

第二次大戦中に書かれた、少年少女の日記や手紙を

歴史順に抜粋してまとめたもの。

国はポーランド、ロシア、ドイツ、イギリス、フランス、アメリカ、日本にわたる。

他も凄まじいが、特にドイツに占領されていた頃の

ポーランドとフランスの扱いの格差(ユダヤ人か否かもあるかもだが)に

知ってはいたが、それでも生々しい当時の日記の内容にショックを受ける。