兄弟

兄弟

なかにし礼/著 文藝春秋

なかにし礼の自伝小説。

『弟』と比較して読みたかったのだが

こちらの方が内容がハード。

なんといっても「兄貴、死んでくれてありがとう」だから。

破天荒すぎる兄に振り回され苦労する弟(なかにし礼)の壮絶な半生。

戦争のせいで兄はああなったのかも、という解釈もあるけど、

戦争なくても変わらない気がする。