村上龍自選小説集 (5)

海の向こうで戦争が始まる/愛と幻想のファシズム 戦争とファシズムの想像力 村上龍自選小説集(5) (村上龍自選小説集)

村上龍/著 集英社

<収録作品>

『海の向こうで戦争が始まる』『愛と幻想のファシズム

作品の長さは全く違うけど暴力的な描写が共通な作品。

でも『海の向こうで戦争が始まる』の方は全然入り込めなかった。

『愛と幻想のファシズム』は1984〜86年連載の長編小説。

作中では全体主義へ向かう絶望を感じる日本の未来を描いている。

作中では1990年すぎても昭和が終わらないのがなんだか新鮮。