音もなく少女は

音もなく少女は (文春文庫)

ボストン・テラン/著 田口俊樹/訳 文春文庫

ミステリというより文芸小説寄り。

生まれつき耳が聞こえない少女イヴの過酷な半生。

彼女に関わる女性たちの強さ(肉体的意味ではない)が

たとえ不幸な結果になっても輝きを増す。