天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち

天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)

小川一水/著 ハヤカワ文庫JA

 

《恋人たち(ラバーズ)》という呼ばれる

セクサロイドが誰によって誕生し存在しているのか、

彼らの幸福とは何かということが語られる。

《恋人たち(ラバーズ)》の物語なので、

あらゆる性描写が本編の大半で書かれていてくどい。

1巻に出ていたラゴスは皆のリーダーみたいなのに

本作では軽んじられているなあと思ったら

結末でそういうことかと腑に落ちた。