天冥の標VII 新世界ハーブC

天冥の標VII 新世界ハーブC (ハヤカワ文庫JA)

小川一水/著 ハヤカワ文庫JA

 

7作目。
前作記事で

>シェパード号は1作目の植民星
>メニー・メニー・シープを目指すのだろうが、
>ドロテア号も同じ星へ行くのだろうがその謎は次の話?

と書いたけど検討違いだった。

本作は、6作目の直後からで
大多数が子どもだけ生き残った漂流教室なみにハードな世界。
結論として、狭いけど世界を建て直せてすごい。
ここで生き残りの支配層が"救世群"と同様、
偽の歴史を創作して後世へと伝えている
ということで1作目と何か噛み合わないのはそのせいだった。