異形の愛

異形の愛

キャサリン・ダン/著 柳下毅一郎/訳 河出書房新社

 

カルト小説して有名なので気にはなっていた作品。
巡業サーカスを営んでいる夫婦が
意図的に奇形の子供たちを産み育てると
なんとも度し難い始まりであるが、
その歪みが当たり前の生活になってしまう
奇妙な家族の物語が主となっている。
それと別途として語り手である主人公の
現代が書かれているがこっちのパートは
インパクト的にはいまいちかも。