2020-01-01から1年間の記事一覧
キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 キャシー・マロリーシリーズ3作目。 発行順序どおり読んでいないけど 既に読んでいる4作目へ続く流れとなっていた。 マコーヴィッツの影がまだ色濃いけど 本作でいろいろあって4作目を経てマロリーは 気持…
小野不由美/原作 いなだ詩穂/作画 講談社漫画文庫 文庫一冊には収まる長編と 3巻ではショートエピソードが収録されている。 強力な悪霊が出てきたり主人公の能力向上など 内容がパワーアップ。
ヨハン・テオリン/著 三角和代/訳 早川書房 エーランド島四部作の最終作。 過去話で出てきた「新しい国」がまさかの旧ソ連のことで いわゆるおそロシアなエピソードが続き それが現代のエーランド島の物語に関連するとは思わなかった。
キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 キャシー・マロリーシリーズ4作目。 本作は、マロリーがなぜマロリーという名前になったのかや ストリートキッズになる以前の彼女の過去が判明するなど シリーズで結構重要な内容だった。
三津田信三/著 原書房 本格推理小説のようであるが、 謎解きが始まった途端のどんでん返しぶりが フェアではないけど、なかなかすごかったし 不気味なオチだった。 江川蘭子は懐かしい名前。
石田衣良/著 文藝春秋 シリーズ2作目。 たぶんスマホが出るまでは、 当時の池袋の描写が楽しめそう。東方会館あったあった! でも作中の事件は凄惨な内容だった。 マコトの人脈広がりがどんどん広がる。
キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 マロリーシリーズ2作目。 1作目の直後らしくマロリーが謹慎中だったが 現場仕事を前作から始めるなど初期は成長も書かれている。 すでに新作など読んでいるのでマロリーが完璧超人ぽく なっているがこの頃…
萩尾望都 小学館 ランプトンのエピソードの補完な話。 アーサーとエドガーとの関係が深まりつつ 次の巻へ続く。 これは、当時人間のアーサーが仲間になる 話が次巻以降で描かれるのか気になる。 そういえば新シリーズになってから 毎度シルバーが登場するが…
大和田秀樹 KADOKAWA 主に富野監督がメインとなる アニメガンダムに関わる人達の伝記? もの。 事実も大袈裟な表現で描写されている。 楽しいけどよくクレームなかったなあ。 安彦良和が美形でお金持ちだったり 大河原邦男が町工場の人みたいななのはやりす…
ヨハン・テオリン/著 三角和代/訳 早川書房 エーランド島のシリーズ3作目。 前作から4年ぶりくらいに読んだためか 元船長のおじいちゃんの身体の衰えぶりに少し悲しみを感じた。 エルフやトロールなどファンタジーめいた話も出てくるが、 メインとなる家族の…
石田衣良/著 文藝春秋 シリーズ一作目。 一作目のっけから殺人事件があったとは。 1998年発行でマコトがPHSを使ったり 現在は閉店しているリブロや芳林堂書店などの 名前が出てくるなど当時の池袋の描写が懐かしすぎる。
花形みつる/著 理論社 葛飾北斎がタイムスリップで現代へ? 主人公の中学生本人およびその周辺の登場人物が 結構ヘビーな設定になっているが 内容としては大人向けというより中学生向き。 ラストできれいにまとまっている。
キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 キャシー・マロリーシリーズの一作目。 養父のルイ・マーコヴィッツが殺害されてしまい 生きている彼は見ることが不可能なのだった。 こういう状況のためか、マロリーが後の作品よりも 感情が表に出ている…
キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 ノンシリーズ作品でこの作者では人気ある作品らしい。 タイトルだとホラーミステリかと思ったが どちらかというとサスペンスミステリ。 行方不明になった少女たちのパートがすごく緊迫している。
小野不由美/原作 いなだ詩穂/作画 講談社漫画文庫 小野不由美の少女小説時代の作品を 漫画化したもの。まあまあ怖い。
ベルンハルト・ケラーマン/著 秦豊吉/訳 国書刊行会 1913年刊行のドイツSF小説。 SFというより近未来小説といったところか。 アメリカとヨーロッパを繋ぐ大トンネルをつくる 大事業話で、登場人物のほとんどがアメリカ人。 翻訳が伏せ字あったり原作当時とマ…
高橋ユキ/著 晶文社 山口連続殺人放火事件のルポ本。 というか、事件からもう7年もたっていたとは。 取材はよくされている内容だったが、 前半部分をノンフィクションの賞に応募していて落選したそうだが それはそうだよな、と思った。 後半部分が加えられて…
ソフィー・エナフ/著 山本知子、川口明百美/訳 早川書房 フランス版「特捜部Q」。 たしかに未解決事件を扱う組織の落ちこぼれメンバー という部分は似ているけど、こちらは人数がもっと多い。 あとこちらの方が主人公が女性なためか おしゃれな感じである。…
勝田文 講談社 TVでも紹介あったらしい 8月15日のカラーのシーンが単行本でも カラーで収録されている。 2巻では実際に空襲に巻き込まれ疎開もする。 終戦直前の山田青年の心理状態の描写そうくるか。 日記も佳境を過ぎたので次回で完結しそう。
石田衣良/著 文藝春秋 <収録作品> 『西池第二スクールギャラリー』『ユーチューバー@芸術劇場』 『立教通り整形シンジケート』『西一番街ブラックバイト』 入手できる順序で読むことに。 執筆当時の話題を作品に取り入れているので 少し立つと古臭くなり…
キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 マロリーシリーズ8作目。 ニューヨークなのに古い屋敷にいわくつきな家族と なんともゴシックな雰囲気。 58年前の虐殺が現代の殺人との関わりとは。 今回は、チャールズがメインでここからマロリーとの関…
久世番子/著 文藝春秋 漫画はほぼなくイラストエッセイ。 東京が多いけど行ったことがないところが多い。 外出自粛でなかなか出かけられない今日このごろ この本で行きたいところをピックアップしていこう。
三津田信三/著 中央公論新社 幽霊屋敷怪談。 シリーズ三作目だったが二作目飛ばしてしまった。 これ語り手が著者自身の実話怪談風なので 気味の悪さが半端ない。
三部けい 講談社 犯罪者とネグレクトされている小学生が 事故で精神が入れ替わるサスペンスもの。 しかし主人公クラスのキャラクターが 他の作品と似ているので同時進行すると どっちがどっちだか。
キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 キャシー・マロリーのシリーズは もう入手できる順で読んでいる。 この頃はシリーズ主要メンバーがクローズアップされていたようで マロリーの相棒のライカーがメイン。 ラジオ番組で殺人を煽るのって現実…
野田彩子 講談社 ドラマ化企画進行中、というのが なんだか不安なところ。 多家良が俳優として有名になるにつれて 友仁との距離ができていくがそれでも共依存関係が変わらず。 どっちも不穏感がある。今巻ラストは一見 希望的なんだけどそれでも不穏感が拭え…
キャロル・オコンネル/著 務台夏子/訳 創元推理文庫 マロリーシリーズ、全く順序どおりに読んでいないが あまり問題はないようである。 本作では事件の被害者がマロリーの過去と 関わって、他の作品でもちょいちょい触れている 少女時代のエピソードの謎がだ…
<収録作品> 『商人と錬金術師の門』『息吹』『予期される未来』 『ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル』 『デイシー式全自動ナニー』『偽りのない事実、偽りのない気持ち』 『大いなる沈黙』『オムファロス』『不安は自由のめまい』 テッド・チャ…
デイヴィッド・ピース/著 酒井武志/訳 文藝春秋 様々な人々の視点で帝銀事件が語られる。 『藪の中』モチーフらしいので 結末は曖昧である。 前作もそうだが、独特文体なところが読みづらい。 今回は特に刑事の手帳部分が読みづらすぎて 飛ばしてしまった。…
マイケル・シェイボン/著 黒原敏行/訳 新潮文庫 原作タイトルをそのまま訳しているし 確かにそうなんだけど損している気がする。 作品世界は歴史改変もので、 イスラエルが第二次世界大戦後建国するがすぐにだめになって、 アメリカアラスカ州アレキサンダー…