2004-10-17 リツ子・その死 読書の記録_国内作家た行 檀一雄 新潮社(新潮文庫) 『リツ子・その愛』の続編。 リツ子と一雄の闘病記で、リツ子の葬式までがこの話。 良い人はとことん良い人な人ばかりでてくる。 対し、リツ子の母親や姉は、一雄との対抗する人物のためなのか、 実際そうなのか欲深い存在で書かれている。 結核で、しかも腸結核の病気の進行と死は 相当酷いものだというのを学ぶ。