写楽ホーム凸凹探偵団シリーズ

那須正幹/作 関修一/絵 ポプラ社文庫

タイトルは副題で、5冊分読了。

小学生三人組(男2女1)と写楽ホームという

老人ホームの老人二人で行く先々で起こる事件を解決する内容。

ズッコケにくらべればパソコンや携帯が普通に出てくる

21世紀な世界である。

1作ごとに季節が写るので、これも卒業式で終了するのだろうか?

「消えた赤ちゃん救出大作戦!」

三人組と老人たちの出会い

総合学習とかいう教科が出てくるあたり現代的だ)と事件の始まり。その後の話では死人がでるけど、この話では出ない。

「紫屋敷の呪い」

これは本格推理ものなの? 

なんとか屋敷というのが出てくるとそんな印象。

「猫の鼻十三墓の秘密」

夏休みの旅先の事件で、呪いとか出てくる。

相変わらず伏線がわかりやすい。

「怪盗るぱんの亡霊」

怪盗るぱんのミルコ事件、というのはどう見ても

かいじん21面相のグリコ事件が元ネタ。

この事件の裏側が那須先生自身の推理を書いているのだろうな。

本作は、怪盗るぱん一味が事項成立後にどんどん殺されていく謎とき。

「ミステリークラブ殺人事件」

実現不可能っぽい殺人方法で実際に殺害される設定が本格ものっぽい?