生きながら火に焼かれて

スアド/著 松本百合子/訳 ソニー・マガジンズ

この本で書かれている体験談が、

いまだにおこなわれているという事実に恐怖。

その国の昔からの慣習だとかといっても、

いまや通用しないでしょう。

19世紀以前の話じゃないんだから。

「名誉の殺人」に時効がなくて、

もしスアドの正体が判明したら殺される

恐れがあるのにもかかわらず、告発した勇気に感動。