ウィリアム・ギブスン/著 黒丸尚/訳 ハヤカワSF文庫
サイバーパンク……と初読でも作品の雰囲気でわかります。
第一部が、理解ができなくて読むのに苦労。
第二部以降の電脳空間の話から、やっと内容についていける感じ。
訳文のルビがしつこいくらいで読みにくさの理由の一つだが、
80年代という時代的なものなのだろうか?
「没入」(ジャック・イン)「離脱」(ジャック・アウト)は
まだしも、「千葉」(チバ)はやりすぎ。
主人公の職業のコンピュータ・カウボーイは
『マトリックス』の元ネタなんだろうか?
この話は、文より絵で見せた方が理解しやすいだろうね。