副題『あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』。
2057年と19世紀ヴィクトリア朝のイギリスを舞台にした
タイムスリップものです。
ユーモアSFだけど、ミステリ・冒険小説でもあります。
大森望訳が読みづらいよ、と文句を言ってるのにもかかわらず
連続して読了だったり。実は気に入っているのか?
物語の舞台の大半であるヴィクトリア朝時代の紳士階級の生活を
タイムスリップしたネッドと一緒に楽しむ事ができます。
作者がアメリカ人だとは、プロフィール読むまで気づかないくらい
イギリス小説風に出来上がっていますね。