この世界の片隅に (下)

こうの史代 双葉社

完結篇。

戦時中だけど、どこなのんきな庶民の生活を描いた漫画だったけど、

下巻ではやはりというかシリアスな展開へと向かってた。

覚悟してたけど、軽くショック。

それも昭和20年8月を迎える前に。

最後は明るさも出ていて安心したけど。

表紙はすずなのかな? 顔の向きのせいなのかホクロが見えないんだけど。

以下具体的な内容に触れます。

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すずが右手を失った後の、

作中で出て来る幻の右手が描く物語は

すずの妄想なのか、それとも実話を描いているかは解釈別れそうだ。

リンが実は上巻の座敷童だったとか

鬼いちゃんは生きていたとか。

(現実世界でも漫画のその後の鬼いちゃんの

そっくりさんが出てきてるんだよな……)