半落ち

横山秀夫/著 講談社文庫

映画だかドラマ化した時に話題になってたね(観てないけど)。

今更ながらの読了。

映像版は観なくて正解。所謂感動泣きさせる話だもの。

梶がアルツハイマーの妻を殺害してから自首するまでの

空白の二日間についての謎は案外あっけない。

でも「泣き」の核心部分なんだよな、これが。

最初の章で語られる中で出てきた

逮捕されてから以降はベルトコンベアに乗ってしまうという

言葉が、足利事件のニュースが出るたびに連想してしまうのであった。

半落ち』は冤罪事件話ではないが……。