2009-06-03 半落ち 読書の記録_国内作家や行 横山秀夫/著 講談社文庫 映画だかドラマ化した時に話題になってたね(観てないけど)。 今更ながらの読了。 映像版は観なくて正解。所謂感動泣きさせる話だもの。 梶がアルツハイマーの妻を殺害してから自首するまでの 空白の二日間についての謎は案外あっけない。 でも「泣き」の核心部分なんだよな、これが。 最初の章で語られる中で出てきた 逮捕されてから以降はベルトコンベアに乗ってしまうという 言葉が、足利事件のニュースが出るたびに連想してしまうのであった。 『半落ち』は冤罪事件話ではないが……。