2009-06-15 <盗作>の文学史 市場・メディア・著作権 読書の記録_国内作家か行 栗原裕一郎/著 新曜社 裏文学史、といった感じか。 明治~平成までの盗作文学史を初めて(らしい) 体系的にまとめたもの。 戦前は、盗作よりも代作ネタが多めで 本格的な内容は戦後から。 しかも有名作家ばかりずらりと。 山崎豊子、立松和平、田口ランディの件は知っていたが 他のは初めて知った。 とても画期的な内容であるが、 どこまでが盗作かの境界線の曖昧さを改めて感じた。