記憶の食卓

牧野修/著 角川書店

とある名簿に記された人物が次々に

殺害もしくは自殺をしていた。

自らも名簿に記載されていた名簿屋が謎を追うが……。

カバーあらすじでは、

個人情報の漏洩の部分を強調しているが本編では

実際はたいして問題になっていない。

むしろ、ゆがめられた記憶をどうやって発掘されるかと

いうのが重要視されてるグロテスクホラー作品として

読むのが正しいと思う。

後半でいきなりSF要素が出てきたのには笑えた。