黄

雷鈞/著 稲村文吾/訳 文藝春秋

本格推理もので、トリックが壮大だった。

こういうのって久しぶりに見た。

物理的なのと心理的トリック両方あり。

主人公の盲目の少年が

中国での孤児院育ちと、

その後養子になったドイツの生活と現代を

交えて書かれているのが案外重要だったりする。