2021-06-05 背中の蜘蛛 読書の記録_国外作家は行 誉田哲也/著 双葉社 単発の警察小説だが、 サイバー犯罪ものを扱っているのは本作初めてか。 スマホなどアプリで使用した個人情報が 海外へ流されているという怖さはすでに現実にあるが 国内でも監視社会風に情報が扱われ始めているという警鐘にもなるのか。 それとは別として薄幸な境遇の姉弟の扱われ方が あいも変わらず残虐で救いがない。