キム・ニューマン/著 鍛治靖子/訳 書苑新社
シリーズ3作目。こちらは初読。
舞台はイタリアのローマ。
ドラキュラがモルダヴィア公女アーサ・ヴァイダと
挙式するということで、ヴァンパイアの長生者たちが集結するが
彼らを処刑していく深紅の処刑人が出現。
その事件とは別に、ドラキュラを監視していた
1作目から登場しているボウルガードが人間の寿命のため死に瀕していた。
ボウルガードを愛していた吸血鬼三人娘も集結。
内容が相変わらず濃いので、ボンドやリプリーなど霞んでしまう。
同時収録されている中編小説
『アクエリアス ドラキュラ紀元一九六八』では
ケイトが殺人事件に巻き込まれる物語。