ガラスの顔

ガラスの顔

フランシス・ハーディング/著 児玉敦子/訳 東京創元社

 

本作では今までとは違って
完全な異世界が舞台のファンタジー小説
かなり作り込まれた世界観に引き込まれる。
限られた<面>という表情しかつくれない人たちに対し
表情を自由に変えられ嘘がつけない少女が主人公。
周囲から浮いてしまう彼女が、格差社会の世界を変えていく。