読書の記録_国内作家な行

風紋 (上)(下)

乃南アサ/著 双葉文庫 殺人事件が起こって、被害者の家族 加害者の家族の視点で物語が進む。 殺人事件が起こった後、 加害者本人以外は全て被害者になっていく様が痛ましい。

西村賢太対話集

西村賢太/著 新潮社 芥川賞受賞直後あたりでの対談集。 西村賢太が結構謙虚な印象。

ヒトラーのウィーン

中島義道/著 新潮社 ウィーンに留学していたことがある著者が、 やはり進学目的でウィーンにやってきたヒトラーに注目。 ヒトラーを歴史的に見るというより、一人の人として 見る話なのが珍しいかも。

山手線探偵3: まわる各駅停車と消えた妖精の謎

七尾与史/著 ポプラ文庫 3作目にして最終巻。 をいきなり読んだが特に問題無し。 ミステリだけど頭あまり使わずに読めたので 忙しいときにはありがたい。

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野崎まど/著 ハヤカワ文庫JA 京都を舞台にした電脳SFもの。 タイトルにはいろいろな意味があるのだね とは読了後に感じた。

デュラララ!! 外伝!?

成田良悟/著 電撃文庫 外伝というか短編が収録。 元ネタがわからない話が半分くらいだったな。 本編と関連している方が面白かった。

デュラララ!!×13

成田良悟/著 電撃文庫 第一部完結。 どんどん話が混沌化してたが 案外ちゃんとオチはついた。 それなりにハッピーエンドだったのでよかった。

デュラララ!!×12

成田良悟/著 電撃文庫 クライマックスへ向けての巻。 次巻で完結できるのか? どんどん混沌な世界になってきた。

デュラララ!!×11

成田良悟/著 電撃文庫 罪歌を使うキャラが増えてたり セルティの首が世間にさらされたり ダラーズ編、そろそろ終りそうなはずなのだが あまりそんな気配が見えない。

デュラララ!!×10

成田良悟/著 電撃文庫 ワゴン組メイン巻。 というかデュラララ!! の良心 門田がとんでもないことに。。。 あと帝人がどんどん壊れているなあ。

デュラララ!!×9

成田良悟/著 電撃文庫 臨也がメインの巻。 のっけから臨也が拉致監禁されてて 途中の話飛ばしたかと思って焦った。 臨也と新羅の過去話も出てくる。

デュラララ!!×8

成田良悟/著 電撃文庫 帝人が静かに壊れだして 池袋の住人らしくなってきたなあ。 まともなキャラはほとんどいなくなってきていてまたもや不穏な続きへ。

デュラララ!!×7

成田良悟/著 電撃文庫 アニメ版「転」はここからスタート。 前作から1日程度しかたってない短編形式ぽい構成。 メインキャラクター以外の脇キャラメインの話もあって新鮮。

デュラララ!!×6

成田良悟/著 電撃文庫 後編。アニメの承はここまで。 次の話へ続く直前の、帝人と臨也の急展開は アニメよりも臨場感みたいなのがあったな。

デュラララ!!×5

成田良悟/著 電撃文庫 前後編の前編とのこと。 単なる池袋内のチーム抗争のみならず ロシアからの刺客や暴力団までやってきて なんか大変なことになってきている。

デュラララ!!×4

成田良悟/著 電撃文庫 次はシリアス巻なの? と思わせるドタバタ劇の巻だった。 アニメ二期の話だったのでここから知っている展開に。 人がどんどん増えてるけど一応ついていける。 アニメオリジナルかな、と思っていた 鍋パーティーがまさかあって笑えた。

デュラララ!!×3

成田良悟/著 電撃文庫 黄巾族が何かわからなかったのがわかった巻。 帝人、杏里、正臣の関係がひと段落か。 結構分厚いしそれなりに重い話なのにさらっと読めてしまった。

デュラララ!!×2

成田良悟/著 電撃文庫 2作目。 杏里と静雄の話がメインで 3作目への不穏な空気が出てきたところで続き。

デュラララ!!

成田良悟/著 電撃文庫 アニメ版は途中から観ていたので 不明なところを補完する感じで読んだ。 群像劇ものなので登場人物おおいのだが 1作目から結構出揃っているのに驚いた。 セルティの話がメイン。

孤高の人 (上)(下)

新田次郎/著 新潮文庫 実在した戦前の社会人登山家 加藤文太郎の生涯を小説化したもの。 山の描写、加藤の心理描写がいちいち素晴らしい。

赤い月 (上)(下)

なかにし礼/著 新潮社 なかにし礼の母がモデルの小説。 終戦直後の大混乱の描写がすごい。 そして、何が何でも日本に生きて戻ろうかと する浪子の執念がこれまた凄い。

兄弟

なかにし礼/著 文藝春秋 なかにし礼の自伝小説。 『弟』と比較して読みたかったのだが こちらの方が内容がハード。 なんといっても「兄貴、死んでくれてありがとう」だから。 破天荒すぎる兄に振り回され苦労する弟(なかにし礼)の壮絶な半生。 戦争のせい…

冬虫夏草

梨木香歩/著 新潮社 『家守綺譚』の続編。 人望ある犬のゴローを探している 主人公と旅をしている気分にある。 意外にもコミュ能力がある主人公だった。 カッパやらイワナなど人外も普通に存在しているが なんだかいい雰囲気。

僕は、そして僕たちはどう生きるか

梨木香歩/著 理論社 梨木作品ではかなり異色の内容。 明らかに中高生向けをターゲットにしていて テーマもはっきりしている。かなり重たいが。 いろいろ詰め込みぎみだが、 作中で批判している本の元ネタとなるものが 同じ版元だとは。。。

中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

中野京子/著 文藝春秋 実際絵画を鑑賞して不明だったところも 本書で理解が深まった。

中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇

中野京子/著 文藝春秋 知っている絵が出ていて嬉しい。 ギリシャ神話をテーマにした作品に隠れたテーマに触れていて この手の本は楽しい。

これだけ! OJT

中尾ゆうすけ/著 すばる舎 図解もあり平易な文章なのでわかりやすかった。 教育でつまづいてた部分の問題解決のヒントが多く 実践で使えそうだ。

痺れる

沼田まほかる/著 光文社 <収録作品> 『林檎曼陀羅』『レイピスト』『ヤモリ』 『沼毛虫』『テンガロンハット』『TAKO』 『普通じゃない』『クモキリソウ』『エトワール』 超現象的ホラーじゃなくて人間怖い系のホラー。 なんともいえない厭な感覚な話ばか…

ユリゴコロ

沼田まほかる/著 双葉社 主人公の母の謎は途中で想像つくし、 割と救いのない話ではあるが なんとなくラストまで読むと良い話風な感じ。

雪と珊瑚と

梨木香歩/著 角川書店 不思議なことは起こらないが、この話はファンタジーですな。 21歳のシングルマザーが 運と周りの好意でカフェを起業する話。 料理の描写は相変わらず美味しそうだが、 主人公に意地悪をする元職場の同僚だけなぜかリアルな人物で その…